バーゼル委が銀行の暗号資産保有に規制案を公表

バーゼル銀行監督委員会(バーゼル委)は6月10日、暗号資産の規制案を公表しました。銀行がビットコイン等の暗号資産を保有する場合、損失が出た際に全額をカバーする資本を蓄積することが求められます(リスクウェイト1250%)。
ステーブルコイン等、伝統的資産を裏付けとする通貨や、中央銀行が発行するデジタル通貨(CBDC)は本規制の対象外となっています。ビットコイン等の暗号資産の値動きは非常に大きく、銀行の健全性確保の観点からも、妥当な規制案ではないかと思われます。