金融庁が「オペレーショナル・レジリエンス確保に向けた基本的な考え方(案)」を提示

金融庁は12月16日、「オペレーショナル・レジリエンス確保に向けた基本的な考え方(案)」をディスカッションペーパーとして提示しました。

2021年3月にBCBSが策定した国際原則を踏まえ、オペレジを「システム障害、テロやサイバー攻撃、感染症、自然災害等の事象が発生しても、金融機関が重要な業務を最低限維持すべき水準(耐性度)において、提供し続ける能力」と定義しました。

技術の発展や外部環境の変化によってリスクの多様化・複雑化が進む中、ゼロリスクではなく”リスクが顕在化した時の対応力”が問われるようになっています。

リスク対応のPDCAを回して、経営陣の関与のもとレジリエンスを高めていくことが求められています。