金融関連改正法案の閣議決定について

金融審議会総会の銀行制度等ワーキンググループ(WG)報告書を受けて、政府は3月5日、金融関連改正法案を閣議決定しました。銀行が地方企業に出資したり、デジタル分野の事業を手掛けたりするのを後押しします。

従来、銀行による事業会社への出資は5%、銀行持ち株会社は15%が限度でしたが、地域活性化を目指す企業には、投資子会社を通じて100%出資が可能となります。

既にビジネスモデル改革の検討を進めてきている銀行と、そうでない銀行で、対応に大きな差が出てくる可能性があります。