金融庁の金融審議会「ディスクロージャーワーキング・グループ」は3月24日、非財務情報を有価証券報告書で開示する案を提示しました。非財務情報の開示については、国際会計基準のIFRS財団の下部組織である「国際サステナビリティ基準審議会」(ISSB)がグローバルな議論を推進していますが、日本でもこの動きに平仄を合わせる形で検討が進められています。
開示案では、「サステナビリティに関する考え方、取組み」の項を新設し、特に気候変動、人的資本多様性に関する開示の強化が示されています。今後の検討状況を注視したいと思います。