S&Pが保険会社の格付け手法の改訂案を公表

信用格付会社のS&Pグローバルが昨年12月に保険会社の格付け手法の改訂案を公表しました。

ERMに関連する見直しとしては、これまで実施していたERMの個別評価(5段階)を行わず、ERMの主な構成要素は、関連する格付け要素に統合されることになります。S&Pは「リスク関連の要素は格付けの調整としてだけでなく、事業リスクプロフィールおよび財務リスクプロフィールに直接反映されるようになる」「結果として格付けにおけるERMの各要素の評価はより重要になる」としています